近小・親子歴史ウォーク1

第8回 近小・親子歴史ウォークを行いました。
テーマは『国のまほろば 邪馬台国のかげを追って』

第8回目にして最もマニアックで、なおかつ最も重要な場所を訪れました。

JR巻向(まきむく)駅を出発し、まずは纒向遺跡へ向かいました。

歴史ウォークではお馴染み、それぞれの場所でお手製の説明書を使って教員が説明を行います。
子どもたちも教員の説明を熱心に聞いていました。

纒向遺跡は2世紀後半に日本で初めてできたと考えられる「都市」の遺跡です。
大型建物が建っていたと考えられる柱の跡がありました。



今年の5月には、纒向遺跡で見つかった桃の種が卑弥呼が治めた邪馬台国の時代に相当することがわかり、大きなニュースになりました。




巻向駅に戻り、古墳についての説明を聞いてから、箸墓古墳へ向かいました。


3世紀後半につくられた、最も古い大型前方後円墳です。
言い伝えでは「倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)」の墓と伝えられています。

中国の歴史書『魏志』倭人伝の記述をもとに、この墓を卑弥呼の墓とする考えもあります。

邪馬台国論争も繰り広げられました。



古墳のすぐ側を歩きながら、次のホケノ山古墳へ向かいました。