大学との交流

近大ネットワークを生かして、社会で役立つ力を伸ばします

小学校から大学で学ぼう!!

14学部48学科を持つ近畿大学が誇る最先端の実学教育プログラムの中から、小学生の発達段階に合わせたわかりやすく、かつ、社会に出て生きる力となる様々な連携授業を実施しています。

近大の教育理念「実学教育」

「実学教育」が建学の精神の学校法人だからこそ
大学との連携プログラムを積極的に展開しています。

近畿大学附属小学校では、近畿大学の建学の精神でもある「実学教育」を実践すべく、設立以来、学舎・学習旅行をはじめとする、様々な体験学習を通して日々の教育活動を展開しています。また、総合大学の附属校としてのメリットを大いに生かし、模擬裁判や附属病院見学など大学と連携した教育プログラムも数多く設けています。さらにオリンピックのメダリストから直接指導を受ける機会や、様々な学部と連携したプログラムを実施し、近畿大学附属ならではのオリジナルの教育カリキュラムを実践しています。

近畿大学との連携プログラム

医学部奈良病院 × 6年生

医学部との連携も充実。
医療の現場で「命の尊さ」を学びます!

多岐にわたる学部を有している近畿大学の特色を生かし、医学部との連携による貴重な体験もできます。具体的には、実際の医療現場を訪れ、「医療の心」と向き合う体験学習を行います。また、医療の現場で働く方々の話を直接聞き、最新の医療機器にふれるなど、医学部のある大学の附属ならではの体験を通して「命の尊さ」を学び、同時に勤労観や職業観の育成を図ります。

法学部法学部 × 5年生

法廷で体験授業。
社会の一員としての自覚を育みます!

近畿大学法学部には、模擬裁判などが行える法廷教室があります。法学部と連携することにより、法廷教室で模擬裁判などの法律に関する授業を体験。司法についての理解を深めると共に、法律や裁判の仕組みを学びます。その中で社会の一員としての自覚や倫理観を養います。

水産研究所 × 6年生

あの水産研究所に間近でふれる。
世界レベルの研究を見て、ふれて、感じます!

近畿大学には世界の注目を集めている最先端の学術研究がたくさんあります。たとえば次世代の未来エネルギーとして高い評価を得ているバイオコークス。またクロマグロの完全養殖に成功した近大マグロは、長年にわたる最先端の研究の成果です。子どもたちは実際に魚を養殖している生簀なども見学します。こうした世界レベルの研究にふれ、学ぶことは、きっと子どもたちが未来の自分を見つけるきっかけになります。

看護専門学校 × 2年生

生まれてきたことに感謝。
いのちの現場から、いのちの尊さを学びます!

2年生では、近畿大学附属看護専門学校助産学科の先生と、助産師を目指している学生による、「いのちの授業」を実施しています。生命の誕生の不思議、お母さんをはじめとする家族や周りの人々の想いや願い、苦労などを、劇やロールプレイを通して、子どもたちに分かりやすく教えてくれます。いのちの現場で働く看護専門学校ならではのリアリティあふれる授業は、子ども達の大きな感動を生み、命の尊さを感じさせ、生まれてきたことに感謝する気持ちや、自分以外の人を大切にする気持ちを育んでくれます。

農学部 × 1・2年&保護者

キーワードは食育と自然。
自然に感謝する心を育みます!

農学部の先生や学生たちが、日頃、小学生が食べているおやつを通して、食育の授業をしてくれます。おやつを食べる時に気をつけること、体によいおやつの摂り方を教えてもらいます。また、保護者へのアンケート調査も併せて行い、家庭との連携を深めます。農学部の学生たちによる授業はたいへん熱心で、小学生も一生懸命取り組んでいます。

さらに、あやめ池畔のレストラン「イリス」のシェフと農学部がコラボして、体によいスイーツも開発。保護者にそのレシピを紹介していただき、「子どもによい食」への意識を高めました。大学と小学校の連携だけでなく、あやめ池地域との絆も広がっています。

建築学部 × 全学年

小学校の新たなシンボル
「ツリーハウス」!

学校ビオトープ〈まなびお〉に、近畿大学建築学部と小学生の共同制作によるツリーハウス「森のひみつきち」が誕生しました。建築学部の大学生が図面設計や製作をし、小学生が飾りや看板を作り、全校児童から名前を募集しました。校舎を一望できる展望デッキ「クスクス」、2階建ての「ロビロヒ」、2つのハウスにはワクワクとドキドキがいっぱいつまっています。ここでの体験は、「ひみつ」にはできない楽しいものになることでしょう。

吹奏楽部 × 全学年&保護

音楽の楽しさを実感。
本物の演奏を肌で感じます!

近畿大学吹奏楽部は、全国コンクールで何度も金賞を受賞した実績を持ち、海外でも演奏活動を行っている吹奏楽の名門です。その吹奏楽部の演奏を子どもたちが生で鑑賞する機会を設けています。生演奏の迫力、本物のすばらしさは子どもたちにとってすべてが初体験のもの。その迫力を肌で感じることで、音楽の楽しさ、すばらしさを学びます。

薬学部 × 3年生

大学の講義を受講。
「くすり」の役割や働きを学びます!

くすりにはいろいろな働きがあるのはもちろん、飲み方や役割などがきちんとあります。薬学部との連携により、薬学部の先生から「くすりのお話」という講義を受けます。実験や模型を使ったわかりやすい解説により、子どもたちはくすりの働きや正しい飲み方があることを知り、さらに治療の目的に応じたカタチの違いや役割なども学びます。

メダリスト × 全学年

オリンピックメダリストが身近に。
メダリストから直接指導を受けられます!

オリンピックのメダリストたちが身近にいるのも近大ならではの特色です。近畿大学水上競技部監督の山本貴司さんは、アテネオリンピックの銀メダリスト。近畿大学職員の古川高晴さんはロンドンオリンピックアーチェリー銀メダリストです。子どもたちはメダリストから直接指導を受ける機会があり、その中で「一生懸命頑張れば夢は必ず達成できる」という熱い想いを、その指導から直接感じとることでしょう。