オンライン社会見学

3年生社会科「はたらく人とわたしたちのくらし」の学習の一環として、学校のすぐ隣りにある結婚式場の社会見学を、オンラインで実施しました。4クラスから代表の児童だけが現地に行き、会場の様子を見せてもらったり、スタッフの方に実際にインタビューを行ったりしました。

学校では、昨年からもZoomを使った遠隔授業は何度も試していましたが、友達が画面に映る形は初挑戦。より親近感のわく見学になりました。

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働く人の、その仕事に対する思いを聞くと、じーんとすることがあります。

「どうしてウェディングプランナーになったのですか?」

「それは、人を喜ばせる仕事をしたかったからです。」

「どんな時に、ウェディングプランナーになってよかったと思いますか?」

「結婚するお二人や、その家族や仲間の皆様の笑顔を見た時です」

聞いていた私たちもうれしくなるようなお話でした。

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以前、町工場の社長さんにZoomで授業に参加していただいた時のこと。「この仕事をしていてよかった、と思うときはどんな時ですか?」という質問に対して、社長さんは少し答えにつまったあと、「自分が作った鉄線を、注文どおりに相手の工場まで運べた時ですね」とおっしゃいました。ところが後日、このやりとりについて社長さんは「何十年も当たり前のようにやってきて、この仕事をしていてよかったことなんて、考えたことがなかった」と、子供の視点に驚いておられました。そして「改めて仕事を頑張る気になった」と。

次回は駅前のスーパーのオンライン社会見学があります。とても楽しみです。