【校長室だより】 「制服感情」

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

5月11日 月曜日 「制服感情」

 ゴールデンウィークも過ぎましたが、有意義なお休みでしたか。新しい学年が始まり約1ヶ月が経ちましたが、うまくスタートを切れていますか。

 今日は、「服装が心や行動に影響を与える」というお話をします。

 「制服感情」という言葉があります。これは「制服を着ることで仕事への使命感が高まる」という意味で使われます。

 少し前に目にしたあるニュース番組で、女子高生がインタビューに「バイトをするときに制服に着替えると、なんだか『シャキッ』とした気持ちになる」と答えていました。そして「『いらっしゃいませ』とか『ありがとうございました』という言葉が自然に出てくるのが不思議です」と答えていました。

 きっとクラブ活動などでも、ユニホームを着ると気合いが入るような経験をした人もいるはずです。

 学校でも同じです。朝、制服に着替えると「しっかり頑張ろう」という気持ちで、「さあスタートするぞ」とスイッチが入るはずです。きっと学校が休みの日の朝とは全然違うはずです。

 でも「制服感情」というのは、服装が自分の気持ちや行動に影響を与えるだけでなく、周りの人の評価にも影響します。

 きちんとした服装で登校する皆さんの姿を見て、多くの人は「近小生は素晴らしい」と感じます。そして「近小生は学校でも立派にやっているだろう」「きっと近小は素晴らしい学校だ」と学校全体を評価します。

 もちろん反対の例もあります。だらしのない制服の着方や小学生としてふさわしくない行動をしている人の制服を見ると、学校全体を「よくない学校」「子どもを通わせたくない学校」との評判が広がります。

 近小は、自分たちの学校です。どんな学校にしたいですか。自分たちはどんな評判の学校へ通いたいですか。多くの人がしっかりと頑張っていても、一部の人の様子で評価されることもあります。

「服装の乱れは、心の乱れにつながる」とよく言われます。附属小学校は、皆さんの学校です。もし気づいていない人がいれば、声をかけて教えてあげて下さい。お互いが助け合って素晴らしい近小をつくりましょう。「近小生であること」「チーム近小の一員であること」を誇りにして欲しいと思います。