【校長室だより】銀の教え、金の教え

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、

毎回、校長先生から全校児童にお話があります。

今週の校長先生のお話を紹介します。

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11月30日(月)「銀の教え、金の教え」

おはようございます。

ときどき係の先生から通学時のマナーについてお話がありますが、

ほとんどの近小生は、電車内で本を読むなどして

静かに過ごしてくれています。

みなさんのおかげで多くの人たちから

近小生は立派な子どもたちだと見ていただいています。

これからも立派なマナーをしっかりと続けて欲しいと思います。

でも残念ながら、ごく僅かの人ですが、電車の中でウロウロ歩き回ったり、

大きな声を出したりする人がいることも事実です。

みなさんは電車の中で騒いでいる大人の人を見たことはありますか?

先生は見たことがありません。

電車の中では静かに過ごすことや、むやみに歩き回らないことが

大切だということを分かっておられるからですね。

でも、なぜそれが大切なのでしょうか。

それは、その電車にどんな人が乗っておられるか、分からないからです。

静かに本を読みたいと思っておられる方もおられるでしょう。

考え事をしたい人や、少し目を閉じて休みたい方もおられます。

そんな方の邪魔をしないようにしたいですね。

また、中には、気分がすぐれず、頭痛がひどい方がおられるかもしれません。

大きな声は、そんな方を苦しめることになります。

また、病気を抱えていて、少しぶつかられただけで転倒してしまったり、

骨がもろくなって、折れてしまう方が乗っておられるかもしれません。

目が不自由な方やお体が不自由な方がおられます。

電車にはいろいろな方が乗っておられますが、皆が静かにされているのは、

お互いを大切にする気持ちを持っておられるからです。

人を思いやる気持ちが無ければ、

どれだけお勉強ができても、何の役にも立ちません。

小さなことさえ出来ない人が、大きなことができることはないからです。

人が嫌がることをしないこと。

それは「銀の教え」と言われる、大切なことです。

しっかり守って欲しいと思います。

そして、次には「金の教え」を実行できる人になれればいいですね。

それは、人に喜ばれることをすること、です。

身体が不自由な方に席を譲ったり、困っている人を助けてあげたりすることです。

教室の中でも、静かに先生のお話を聞くこと、

お友だちの嫌がることをしないこと。

そして、みんなのために何ができるか考えられたら

きっと笑顔があふれる素晴らしいクラスになるのではないでしょうか。

一人ひとりが素敵な近小生になってください。

今週もがんばろうね。