【校長室だより】 立春大吉

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

2月13日 月曜日 「立春大吉」

 まだまだ寒い日が続いていますが、今年は2月4日が立春でした。立春は暦の上では冬と春の境目にあたり、この日からは春になります。そろそろ梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。旧暦という昔の暦では、この立春が1年の始めとされていたので、決まり事や季節の節目はこの日が起点となっています。

 今日は、「立春大吉」という言葉についてお話をします。あまり聞いたことのない言葉かもしれませんね。立春の日の早朝、禅宗の一つの曹洞宗のお寺では、門にこの「立春大吉」と書かれたお札を貼るそうです。お寺から各檀家にも配られて、同じようにそれぞれのお家の玄関に貼るそうです。このお札は魔除けになるそうです。では何故、この「立春大吉」が魔除けになるのでしょうか。

 立春大吉の文字を縦書きにします。真ん中に線を引いてみると4つの文字がすべて左右対称になり、これは表から見ても裏から見ても立春大吉と読むことができます。立春は節分の次の日であることから、こんな言い伝えがあります。

 昔、鬼がその家に入ろうとしたとき、門に「立春大吉」のお札が貼ってありました。門をくぐってからふと振り返ると同じように「立春大吉」のお札が見えました。実は裏から同じお札を見ていたのです。その時、鬼は、この家にはまだ入っていなかったと勘違いして、逆戻りして外へ出て行ったそうです。

 この言い伝えから、立春大吉のお札を貼っていると一年を平穏無事に過ごすことできるといわれているそうです。このことから左右対称の文字は縁起が良いとされているそうです。実は先生の名前も左右対称になっています。

 さあ皆さんも寒さに負けないで元気よく、この一年を過ごして欲しいと思っています。

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