【校長室だより】 自分で気づくことの大切さ

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

1月30日 月曜日 自分で気づくことの大切さ

 

 今日は、「自分で気づくことの大切さ」というお話を紹介します。

 あるお寺でひとりの若い僧が修行をしていたそうです。ある日、和尚さんに尋ねました。「私は仏の道を学ぼうと長年このお寺で修行に励んできましたが、和尚さんは仏の道について何も私に教えてくれません。どうしてですか」。すると和尚さんは「お前にはいつも私は教えているではないか」と答えました。それを聞いた若い修行の僧は、「何のことかさっぱりわかりません」と聞き返したそうです。

 和尚さんは「お前が食事をつくってきてくれたときには、『ありがとう』と言っておいしく頂いている。また、お茶を入れてくれたときには『ありがとう』と言っておいしく飲んでいる。さらにお前が『おはようございます』と言ったら、私も必ず『おはようございます』と挨拶を返しているではないか。これ以上お前に教えることはない」と話したそうです。

 この和尚さんの話を聴いて、若い修行の僧は何日も何日も考えたそうです。その結果、日頃の生活の中での挨拶や自分がして貰ったことを感謝することが大切であると、和尚さんは自分に教えていることを悟りました。それだけでなく挨拶や感謝の気持ちが自然に言えることの大切さも教えてくれていることにも気づいたそうです。

 そして何よりも、そのことを自分で考えて気づくことが一番大切なのだということを、和尚さんは教えているのだと理解できたそうです。

 皆さんはこの話から何を学びますか。日頃の自分の姿を思い浮かべてみてください。色々なことに気付いてくれることを大いに期待しています。

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