【校長室だより】 「桜」

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

4月25日 月曜日 「桜」

 4月は英語でAPRILと言います。その語源の一つは、ラテン語のAPRILIS(アプリリース)で「開く」という意味だそうです。学校も4月には入学や進級があり、新しい年度を「開き」ました。きっと全員が気持ちを新たにしてうまくスタートしてくれたことだと思います。

 4月には花もたくさん開き(咲き)ます。桜に始まり、皆さんが育てたチューリップもきれいにたくさん咲きました。今はハナミズキの花も終わりにさしかかり、ツツジが満開を迎え、きれいに咲いています。

 春の花の代表である桜はバラ科に属し、ヤマザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなど30種類以上あり古くから親しまれた花です。

 「サクラ」という名前の由来もたくさんあり、春、のどかにうららかに咲くので、「サキウララ」から「サクラ」、あるいはたくさんの花が一斉に咲くので、「サク(咲く)」と「ラ(群がること)」で「サクラ」となるそうです。

 そして、桜はすぐに散ってしまう代表的な花です。この儚(はかな)さも、桜の花が永く愛されてきた理由だと思います。「養花一年、看花三日」という言葉があります。一年間丹精込めて育てた花も、見るのはたった三日だけというような意味です。

 でもサクラの木はたった三日間の花を咲かせるために、夏の暑さや冬の寒さ、強い風や雪にも耐え、一年間ずっと頑張り続け、この三日間にすべてを集めて美しく咲き誇ります。もちろん他の花もみんな同じです。

 そしてそれは、私たち人間も同じことだと思います。一つの花を咲かせるためには、一年間の積み重ねた頑張りが必要だと思います。特に6年生は、今年度は小学校生活の集大成として、自分の目標に向けて色々なことに、精一杯頑張る1年にして欲しいと思っています。

 もちろん他の学年の人も、春に大きな花を咲かせるために、全員が楽しく元気に、そして力一杯この一年を過ごして欲しいと思います。皆さんそれぞれの花を楽しみにしています。努力を惜しまず、コツコツと最後まで頑張れる近小生であることを大いに期待しています。

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