【校長室だより】 One for all,all for one

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

11月24日火曜日 「One for all,all for one」

 今日は、今、話題になっているラグビーにちなんだお話をします。

 「One for all, all for one.」という言葉を聞いたことがありますか。この言葉は、ラグビーのチームプレイの精神を表す言葉として有名ですが、実は、ラグビーというスポーツから生まれた言葉ではありません。

 その語源はフランスの作家であるアレキサンドル・デュマの小説「三銃士」の中で、主人公のダルタニヤンと三銃士との誓いの言葉として登場します。そして、その言葉は、「1人はみんなのために、みんなは1人のために」と訳されています。

 ラグビーではメンバーそれぞれに役割があります。チームのためにひたすら耐えながらスクラムを組む役割の人もいれば、パスを回して華麗なステップを踏んで走り抜けトライして得点する役割の人やその後のゴールキックを決める人もいます。しかし、得点は、トライやキックした人だけのものではなく、みんなが協力してチームで手に入れたものであるという思いが強いそうです。

 この言葉には、「自分はチームのために責任を持って精一杯自分の役割を果たすぞ」という強い思いと、「チームが自分を必要としてくれている。1人でも欠けたらダメなんだ。自分はみんながいるからこそチームの一員として頑張れるんだ」という思いが込められているようです。これは、チームで戦うすべてのスポーツやチームで協力して取り組む色々なことにあてはまることだと思います。

 今、クラスや学年で、音楽会や集会に向けての練習や準備に取り組んでいる皆さんには、まさに、この言葉「One for all, all for one.」があてはまるはずです。「 一人ひとりがクラスや学年というチームのために、クラスや学年が一人ひとりのために」、全員が自分の良さを生かしながらチームの一員となって、素晴らしい感動を味わってくれることを期待しています。

img_0.jpgAS20150920000434_commL.jpg