本校では創立以来、さまざまな体験学習をとおして日々の教育活動を展開してきました。また、総合大学の附属校としてのメリットを大いに生かした模擬裁判など、大学と連携した教育プログラムも数多く実践しています。第一部では、そうした60年間の教育力をもとに構築した「思考力・判断力・表現力」を育てる本校オリジナルの授業を公開します。第二部では学習指導要領の改訂を見据えて本校が取り組む内容の発表、および文部科学省教科調査官による講演も行います。教育関係者の方だけでなく、教職を目指す学生の方および就学前や小学生のお子さまをもつ保護者の方にも興味深い内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
■ 日時/平成26年7月12日(土)
受付 8:40 開会 8:50 閉会 12:30(予定)
■ 会場/本校
近鉄奈良線「菖蒲池(近畿大学附属小学校・幼稚園前)」駅下車 徒歩すぐ
■ 定員/500名(事前申込制)
■ 内容
第一部 「公開授業」 8:50~9:55
第二部 「研究発表・講演」 10:10~12:30
【研究発表】
「グローバル社会で開花する『智・徳・体』の実践」
近畿大学附属小学校 教務部長 村上雅彦
【講演】
「算数科における言語活動の充実と問題解決学習について」
文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官 笠井 健一 氏
●講演要旨
まず初めに、算数科における言語活動とは一体どういったものであるのか、言語活動が重視される理由等について、算数科という教科における言語活動の意味や定義について説明します。続いて、算数科において言語活動を充実させるべく目的である数学的な考え方の育成について話を進めていきます。
さらに、数学的な考え方を育てていくために有効な方策である問題解決学習について、その意義や実際の指導の在り方等について、具体的な指導事例をもとに説明します。
最後に、問題解決学習を進めていく際に留意すべき点等について論じます。
「外国語活動の成果と課題、そして、今後の外国語教育」
文部科学省 初等中等教育局 教育課程課・国際教育課 外国語教育推進室 教科調査官 直山 木綿子 氏
●講演要旨
平成25年12月13日、文部科学省は「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表しました。その中で、小学校における外国語教育については、3年生より活動型、5年生より教科型で実施するとしています。現学習指導要領が全面実施になって、今年度は4年目に当たり、外国語活動が充実してきた矢先の発表であったため、小学校教員はもとより学校関係者からは不安の声が聞かれます。
そこで、本計画について詳細を解説するとともに、この計画がこれまでの外国語活動の成果と課題を踏まえていること、今後の外国語教育の方向性について説明します。
■ 後援
奈良県教育委員会 奈良市教育委員会
■ お申込み方法/コチラからお申し込みください。【受付締切 平成26年7月5日(土)】
○ 入場は無料です。ただし、事前申し込みが必要です。
○ 受付は先着順とさせていただきます。定員になり次第、締切とさせていただきます。