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【New】第57回卒業式~学校長式辞~

 平成27年度 第57回卒業式 ~学校長式辞~

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 厳しい冬を 乗り越え、優しく柔らかな日差しとともに校庭の桜の蕾が膨らみ始めました。木々にも 新芽が伸び、春の息吹が感じられるこの良き日に、近畿大学法人本部より、清水由洋(よしひろ) 理事長をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、平成27年度第57回近畿大学附属小学校の卒業式を挙行できますことを心より 御礼申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。先ほど一人ひとりに卒業証書を手渡しました。卒業証書を受け取る皆さんの姿は希望に溢れキラキラと輝き、とても立派な姿でした。きっと皆さんの心の中には入学の時から今日までの様々な思い出がたくさん浮かんでいることと思います。

 本日、ここに117名が6年間の小学校生活を見事に終え、このような素晴らしい卒業の日を迎えました。今日の卒業は、小学校生活を最後まで、自分が全力で頑張り通した結果です。全員が大いに胸を張ってください。

 今日は、卒業に際して「青いバラ」のお話を紹介します。皆さんは青いバラを見たことがありますか。赤や白、ピンクのバラのようによく見かけるものではないかもしれません。 青いバラは、今から8年ほど前から店頭で売られるようになりましたが、その研究はおよそ30年前に始まったそうです。遺伝子組み換え技術を使って研究を重ね、青いバラは開発されたため、栽培や販売をするには農林水産省や環境省からの認可が必要となり、更に様々な実験を繰り返したそうです。

 青いバラは、英語ではブルーローズです。バラには青い色素を作る能力が無いことから、ブルーローズは「不可能なこと」を意味すると言われています。青いバラは長い間研究が重ねられ、最新技術を駆使し、日本人が世界で初めて開発に成功しました。世界でも不可能だと言われていたことを日本の研究者が可能にしたのです。青いバラの花言葉は、「夢、かなう」です。夢を叶えるために努力してきた人へ喝采を送りたいという意味が込められているそうです。

  皆さんも、この6年間で色々なことを 経験しながら、大きく成長しました。日々の授業、たくさんの学校行事、クラスや学年での取り組みなど、様々な場面を振り返ったときに自分の成長が実感できるはずです。大切なことは、頑張ってきた自分をちゃんと認めることです。頑張ればできるのです。それが自分への自信となるはずです。

 小学校の卒業は、今までの少年時代との別離であると同時に、新しい青年時代への皆さんの新たな「夢、かなう」日への出発となります。これから始まる中学校生活においては、先生や家族や友だち、色々な人に相談することがあっても、自分がどうなりたいのか、何をしたいのかは自分が決めることです。夢や目標の実現に向けては、自分が選択し判断することがスタートです。「自分のことは、自分が考える」ということです。それが校訓の目指す人物へつながる第一歩です。

 卒業生の皆さん、附属小学校があなたたちの母校、ふるさとです。いつでも帰ってきてください。先生方は皆さんが顔を見せてくれることを楽しみにし、いつでも優しく迎えてくれます。

 最後になりましたが保護者の皆様、本日のご卒業おめでとうございます。これまで本校の教育活動にご理解、ならびに多大なご協力ご支援を賜りましたことに心より感謝し、改めて御礼申し上げます。お子様はこれからの中学校・高等学校でより大人として、時には辛いことや苦しいことにも出会うこともあります。しかしこれは成長過程として必要な経験だと思っております。どうぞ、これからもしっかりと見守りながら、子どもたちの持つ力を信じて、子どもたちの自立を応援してくださることを重ねてお願い申し上げます。

 以上をもちまして、卒業生へのはなむけの言葉といたします。

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