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【平成27年度修了式】 校長先生のお話

3月19日土曜日、 平成27年度の修了式を行いました。修了式での校長先生のお話を紹介します。

 今日は、平成27年度の修了式です。「修了」には、「その学年に 相応しい児童としての学力と体力と、そして 心を身につけました」という意味があります。

 この1年間を振り返って見ましょう。1学期、2学期、3学期と色々な授業や様々な学校行事や宿泊行事がありました。皆さんはそれらに一生懸命に取り組み、いろんなことを 学んだり、できるようになったことがたくさんあったはずです。それは毎日の頑張りがあったからこそ成長できたのです。自分の成長をちゃんと見つめて、やればできるという自信をしっかりと持って欲しいと思っています。 

 今日は、皆さんに「人生の幸福の5つ条件」という本を紹介します。作者はスイスの精神科医であり、心理学者でもあるカール・ユングという人です。

 1.健康であること

 2.ほどよい程度のお金があること

 3.美しいことを感じる能力があること

 4.人と仲良くしていく能力があること

 5.朝起きたとき、やらねばならない仕事があること

 1つ目の「健康」はいうまでもありません。健康であることは何事にも代えがたいものですが、普段は当たり前だと思っているためにあまり気づかず、怪我や病気になって改めて感じることがあります。

 2つ目の「ほどよい程度のお金があること」の「ほどよい」というのが重要です。とにかくたくさんあればいいというのではなく、個人差はありますが、自分自身のちゃんとした基準が必要となります。それは、「足るを知る」という言葉の意味を理解することにつながるのかもしれません。

 3つ目の「美しいことを感じる能力」も人生を幸福にする条件の1つです。これは特別なものだけでなく、自分の周りや日常にある何気ないものにも「感動できる能力」だと思います。

 4つ目の「人と仲良くしていく能力」は、私たちが社会で生活していくために必要な力です。人は1人では生きられません。周りの人たちと関わりながら生きていかなければなりません。これからのグローバル社会では、色々な国の人とコミュニケーションできる力が必要になります。

 最後は「朝起きたら、やらねばならない仕事がある」ことだとユングは言います。私たちは勉強や仕事に追われて、苦しいとか辛いと感じることもあります。時には、勉強や仕事がなければいいのにと思うこともあります。でも、朝起きて何もすることがない状況がずっと続けばとても寂しく悲しく、きっと生きる気持ちも失われていくでしょう。「することのある有り難さ」を改めて感じることが大切かもしれません。

 明日から春休みです。春休みは来年度の自分の成長を大きくするための作戦を立てるための時間です。新しい学年がスタートする始業式までの間に、ちゃんと準備しなければなりません。

 それはこの1年間を 振り返って、うまくできたこと、できなかったことを自分で分析することです。そして大切なことは失敗から学ぶだけでなく成功からも学ぶことです。何故できなかったのかということだけでなく、自分が頑張ることができた理由を見つけることが重要です。失敗から学ぶことで人は成長します。でも成功から学ぶことができればもっと成長できるはずです。

 来年度、自分はどうなりたいのか、自分の目標をまずしっかりと考えることです。そしてその目標を達成するために自分との約束を決めましょう。全員が4月からうまくスタートできるようにこの春休みを過ごしてくれることを期待しています。

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