【校長室だより】 チャンスは、準備ができている人に訪れる

| 教育エッセイ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

2月12日(火)「チャンスは、準備ができている人に訪れる」

おはようございます。

先週の土曜日、附属幼稚園の生活発表会がありました。

クラスごとに「笠地蔵」や「ガリバーの冒険」などの劇を発表してくれました。

幼稚園の子どもたちは、この日に向けて一生懸命に練習してきて、

お父さんやお母さん、家族の方に見ていただくのを

とても楽しみにしていました。

練習の甲斐あって、どのクラスの発表もとても素晴らしい出来映えでした。

でも、残念ながらインフルエンザなどで出演できないお友達もありました。

そうすると、欠席したお友達が演じることになっていた役はどうするのでしょう?

実は、その台詞を覚えていた別のお友達が代わりに演じてくれたんですね。

一緒に練習しているうちに、他の役の台詞も覚えてしまったようです。

プロの演劇の世界でも主役の方が急病などになって、

別の人が代役に抜擢されて舞台に立つことが時折あります。

その人が代役に選ばれた理由は、もちろんそれだけの実力があるということですが、

何よりもその人が「主役の台詞を覚えている」ことが条件になります。

自分の台詞を完璧にするだけでも難しいことなのに、

その人は他の役の台詞も練習していたわけです。

その努力はたいへんなものですが、

しかもそれは、ふだん誰にも知られることのない、

そして報われることがないかもしれない、隠れた努力です。

でも、その努力がなければ、

主役になるチャンスを掴むことはできなかったわけです。

「チャンスは、準備ができている人に訪れる」と言われます。

チャンスがやってきたとき、それを掴むことができるのは、

準備ができている人だけです。

みなさんは毎日先生からいろんなことを教えていただいていますが、

ひとつずつ、確実にできるように努力しているでしょうか。

それは、やがてみなさんが大きな舞台に立つための大切な準備です。

今日も、ひとつひとつの授業をしっかりと受けて欲しいと思います。

誰が見ていなくても、自分がすべきことを丁寧にしていくこと。

先生もそんな人になりたいと思います。

今週も一緒に頑張りましょう。