【校長室だより】 第2学期終業式

| 教育エッセイ

8月27日に始まった長い二学期も、最後の日を迎えました。二学期の締めくくり学校行事、終業式の中での校長先生のお話を紹介します。

平成30年度 2学期終業式

みなさん。おはようございます。

明後日24日はクリスマスイブです。

先生の家の近所でも、賑やかなイルミネーションが輝いているお家が何軒かあります。

先日、附属幼稚園でもクリスマス会がありました。

そのとき、子供たちにクリスマスって何の日?と聞きました。

「子どもが楽しむ日!」「プレゼントをもらう日!」「ケーキを食べる日!」

いろいろな答えが出たので、もう一度聞きました。

「クリスマスはある人の誕生日です。それは誰でしょう?」

みんなは大きな声で答えてくれました。

「サンタクロース!」

本当は、イエス・キリストの誕生日ですね。

イエスは名前で、キリストは名字だと思っている人も多いのですが、

キリストは称号で「救い主」という意味です。

「森田校長先生」の森田は名前ですが、校長先生は名前ではないですね。

そして今年は2018年ですが、

これはキリストの誕生から2018年ということです。

日本ではキリスト教徒は100人に一人もいないと言われていますので、

聖書はあまり身近な書物とは言えないと思います。

でも、聖書は「世界一発行されている本」として

ギネスにも認定されています。

ハリーポッターのシリーズは

これまでに全部で4億5千万冊発行されたそうですが、

聖書は1年間だけでも6億3千万冊発行されています。

聖書は、2400年ほど前に完成した旧約聖書と

キリスト誕生後に書かれた新約聖書に分かれています。

旧約聖書には、やがて生まれるキリストについての預言が書かれているのですが、

新約聖書は、その約束通りにキリストが来られたことが書かれています。

キリストの誕生のシーンを聖書はこう語っています。

「ところが、彼らがそこ(ベツレヘム)にいる間に、マリヤは月が満ちて、

 男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。

 宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」

キリストは、家畜小屋でお生まれになったんですね。

この後、野原にいた羊飼いたちに大勢の天使が現れて、

その誕生を知らせたので、羊飼いたちがやってきます。

だから、キリストの誕生を描いた絵などには家畜小屋での光景が描かれていて、

暖かな優しさを感じさせてくれます。

有名な海外の小説などを読んでいると、

さりげなく聖書のことばが入っていたりしますし、

絵画にも、聖書のエピソードを題材にしたものが多くあります。

いま、東京上野の森美術館で

オランダの画家、フェルメールの展覧会が開催されていて、

これまでの入場者数が40万人を突破したそうです。

先生も見に行きましたが、やはり聖書からの絵画がありました。

皆さんが大人になれば、海外に出ていくことが多くなると思います。

外国の文化や考え方を理解するためにも、

聖書は欠かせない書物だと思います。

近小でも、図書室にキリストの伝記が置かれています。

キリストの誕生の部分だけでも読んでおくと、

クリスマスも一層味わい深く感じられるのではないでしょうか。

明日から冬休み。

けがや病気に気をつけて、

3学期の始業式には元気に笑顔で登校してきてください。

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