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【校長室だより】 オブリゲーション(obligation)

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

1126日(月)「オブリゲーション」

みなさん、おはようございます。

みなさんの中には、インターネットを使ったことがある人も多いと思います。

高学年の人なら、授業の時にiPadで調べ物をしたことがあるでしょう。

このインターネットは本当に便利で、世界中の人が使っています。

もうネットがない世界に戻ることは決してないと思います。

こんな便利なものを誰が作ったのでしょうか。

調べてみると、コンピュータの発達とともに、

多くの人たちの力で少しずつ作られたことが分かります。

でも、その中でもWWWの発明は大きな進歩でした。

WWWは、ワールド・ワイド・ウェブのことですが、

例えば近小のHPアドレスもWWWから始まっています。

このWWWを発明したのは、

ティム・バーナーズ・リーというイギリスの人です。

ティムさんは、「最も偉大なイギリス人賞」を受賞しています。

でも、この賞がティムさんに与えられた理由は、

素晴らしい発明をしたからではありませんでした。

実は、そのWWWの発明をしながら、

「特許をあえて取らなかったこと」が受賞の理由になったそうです。

彼は自分ひとりの名誉や利益よりも、

多くの人の役に立つことを選んだんですね。

英語にオブリゲーション(obligation)という言葉があります。

「義務」や「責務」と訳される言葉ですが、

成功した者には、それを皆に還元すべきという考え方です。

イギリスのアーティストなどが大金を手にしたとき、

その半分以上を寄付したりするのは、

このオブリゲーションの考え方があるからだそうです。

さすが、イギリス。素敵な考え方ですね。

きっと、みなさんの中から、

将来大きな成功を手にする人が出てくるでしょう。

でも、そんな大成功でなくても、みなさんが幸せになったとき、

この「オブリゲーション」を思い出してください。

とても大切な言葉だと思います。

忘れないようにしましょうね。

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