新着情報

教育エッセイ新着情報

【校長室だより】 届けよう、服のチカラ

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

11月20日「届けよう、服のチカラ」

 おはようございます。

 先週、附属高校の人たちが近小に来てくれました。

 「服のチカラ」プロジェクトという、難民の人たちに衣服を贈る活動について、みなさんに説明してくれるためでしたね。

 近小のみなさんが一生懸命聞いてくれたので、高校生の人たちもとても喜んでいました。

 世界中で難民と言われる人たちは5000万人とも、6000万人とも言われています。

 そして、その半数以上が18歳未満の子どもなのだそうです。

 戦争の続くシリアの人たちが、危険を冒して小さなボートで地中海を渡り、ヨーロッパに脱出するのをニュースなどで見たことがありますか?

 今年の初めの3ヶ月だけでも1,000人以上の人たちが溺れて亡くなったそうです。

 そして、シリアだけでなく、難民の人たちの多くは食料や着るものが不足しています。

 難民キャンプなどで厳しい寒さに震える子どもたちに、みなさんの暖かい気持ちと衣服が届けられるといいですね。

 みなさんは、マザーテレサを知っていますか?

 インドで貧しい人たちのために尽くした素晴らしい人ですね。

 ある時、インドのカルカッタで砂糖が不足して困ったことがあったそうです。

 そんなある日、4歳くらいの男の子が両親と一緒にマザーのところに来ました。

 その男の子はマザーに砂糖の入った小さな入れ物を手渡して言ったそうです。

 「僕は三日間お砂糖を食べるのをがまんしたんだ。

 だから、これがそのお砂糖。マザーのところにいる子どもたちにあげてね。」

 それは、ほんのわずかの砂糖でした。

 でも、その子どもの尊い気持ちがマザーを勇気づけたんですね。

 いま行われている赤い羽根の共同募金もそうですが、

 本当に困っている人のことを思いやる気持ちが大切なのだと思います。

 みなさんが大人になったとき、少しの砂糖を差し出した子どものように、

 身近な人のために、自分にできることを考えて実行する人であって欲しいと思います。

 近小のみなさんが持ってきてくれた暖かい衣服を着て、

 笑顔になる難民の子どもたちの姿を想像するだけで私たちも暖かな気持ちになりますね。

 みなさんの協力をお願いします。

IMG_3057.JPGIMG_3732.JPG

|