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【校長だより】今日を大切にしよう

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。今週の校長先生のお話を紹介します。

9月4日(月) 「今日を大切にしよう」

  皆さん、おはようございます。2学期に入って一週間。9月になって、朝夕が少し涼しくなってきました。窓を開けっ放しで寝ると、朝方に寒くなって風邪をひいてしまうかもしれません。気をつけてくださいね。

 さて、皆さんもニュースで見たと思いますが、昨日、北朝鮮が6回目の核実験を行いました。原爆より威力のある水爆の可能性もあるということです。北朝鮮はミサイルの開発も進めていて、日本は完全にその射程に入っていますから心配ですね。

 まさか、あやめ池にミサイルが飛んでくるとは思いませんが、皆さんが学校にいるときに万一警報などが出た場合は、すぐに校舎の中に入ってください。次に、窓ガラスが割れたりする可能性もあるので、カーテンを閉め、頭を机の下に入れることです。まずは落ち着いて先生の指示に従ってください。

 いま、世界を見れば北朝鮮のことだけでなく、各地で紛争があり、テロが起きたりしています。でも近小の皆さんは気にすることなく、今日も元気に勉強しましょう。それは外の世界のことを考えないということではありません。世界の動きをしっかり見て、そして同時に、将来のために今日すべきことをしっかりしていく、ということです。

 今からおよそ160年前、福沢諭吉が江戸に慶應義塾を開学します。その後、戊辰戦争が起こって官軍が江戸に進軍してくると、旧幕府軍との間に戦争が起きるかもしれないという状況になりました。それで、勉強なんかしている場合ではない、ということで慶應義塾の塾生の数がどんどん減って18人ほどになったそうです。それでも、福沢先生は「学問研究は一日も休むべからず」と言って一日も休まず講義を行いました。

 そして、いよいよ官軍と彰義隊との戦闘が上野で始まるのですが、それでも福沢先生はいつも通り講義を行い、塾生を励まして言いました。

「この塾のあらん限り、大日本は世界の文明国である。世間に頓着するな」

 皆さん。近小もそういう学校でありたいですね。近小がある限り、この日本の希望は失われない、と。今週も、そんな気持ちで過ごしたいと思います。

一緒にがんばりましょう。

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