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【校長室だより】 調べることの楽しさ(1)

毎週月曜日に行われる児童朝礼では、毎回、校長先生から全校児童にお話があります。

今週は、朝礼がありませんでしたので、校長先生が予定していたお話の紹介をします。

10月31日 月曜日 調べることの楽しさ(1)

 秋もずいぶん深まってきましたね。今日は秋にちなんだお話をします。この漢字「栗」を読めますか。これはクリです。秋になると栗の木になる実です。多くの皆さんは食べたことがあると思います。栗は生でも食べられますが、ほとんどは焼いたりゆでたり、栗ご飯、あるいはケーキのクリームにしたりして食べます。

 ではこの漢字「団栗」は読めますか。これはドングリと読みます。でもドングリという名前の木はありません。樫(カシ)や椚(クヌギ)、椎(シイ)や楢(ナラ)などの木の実をまとめてドングリといいます。ちょうどリンゴやミカンをまとめて果物と呼ぶのと同じです。でもどうしてドングリと言うのかと不思議に思って調べてみました。

 漢字の「団」には、「かたまり、あつまり」という意味と「まるい」という意味がありました。普通のクリは三角のような形をしていますが、ドングリはクリに比べると少し丸くなっています。丸くなっていてクリのように殻に入っているので「だんぐり」と言っていたのが、いつの間にか「ドングリ」と言うようになったそうです。

 今はドングリ拾いをして秋の飾りにしたりコマを作ったりして遊ぶことが多いですが、昔の人はドングリを食べていたそうです。昔の人が住んでいた遺跡などから、シイやカシなどのドングリが出てくることがあります。食糧として蓄えていたようです。熊や猪などはそのままで食べますが、人間には灰汁(あく)や渋味が強く、焼いても煮てもそのままでは食べられないそうです。では昔の人はどうやって食べていたのでしょうか。

 これは是非、自分たちで調べてみて下さい。きっと昔の人の知恵に触れることができます。身近なものに興味、関心を持って、調べることを楽しむ近小生になってほしいと思っています。

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